金井 良太 Ph.D.
Research Director
株式会社アラヤの創業者兼CEO。2000年に京都大学理学部卒業後、2005年にオランダのユトレヒト大学で博士号(Cum Laude)を取得し、人間の脳における視覚情報処理を研究。米国カリフォルニア工科大学、英国ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンでの研究員、JSTさきがけ研究員、英国サセックス大学認知神経科学准教授を経て、2015年より株式会社アラヤを設立し、専任で勤務。
笹井 俊太朗 Ph.D.
Chief Research Officer
2013年に東京大学大学院教育学研究科にてPhD取得(早期修了)。渡米し、University of Wisconsin-Madison医学部研究員として、意識の神経メカニズムの研究に従事。意識の統合情報理論の提唱者と共に理論の構築と検証に取り組む。意識の神経基盤に対応する脳部位の特定に寄与する成果を挙げたのち、2020年11月にアラヤに入社し、2021年10月より現職。意識理論を応用した「心をつなげるBMI」の社会実装を目指し、神経科学とAIの融合領域における基礎研究と、それを応用した新たなニューロテックプロダクトの開発を進めている。
甘利 俊一 Ph.D.
Research Advisor
数理神経科学者。東京大学名誉教授、理化学研究所名誉科学顧問。情報幾何学を創始し、統計学、信号処理、情報理論、機械学習など様々な分野で広く応用されている。また、ニューラルネットワークの数学的理論を開発したパイオニアの一人でもある。現在は、情報幾何学を用いた統合情報理論やWasserstein距離の研究に取り組んでいる。