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笹井 俊太朗 Ph.D.
Chief Research Officer
2013年に東京大学大学院教育学研究科にてPhD取得(早期修了)。渡米し、University of Wisconsin-Madison医学部研究員として、意識の神経メカニズムの研究に従事。意識の統合情報理論の提唱者と共に理論の構築と検証に取り組む。意識の神経基盤に対応する脳部位の特定に寄与する成果を挙げたのち、2020年11月にアラヤに入社し、2021年10月より現職。意識理論を応用した「心をつなげるBMI」の社会実装を目指し、神経科学とAIの融合領域における基礎研究と、それを応用した新たなニューロテックプロダクトの開発を進めている。

井上 昌和
シニアリサーチャー
2019年に東京大学大学院で修士(情報理工学)取得後、アラヤへ入社。機械学習エンジニアとして、画像認識・エッジAIを中心にさまざまなプロジェクト携わる。2023年より、研究開発部へ異動し、機械学習エンジニアとしての経験を活かしながら、かねてより興味のあったBMI研究に取り組む。

野辺 宣翔
シニアリサーチャー
東京大学大学院で神経生物学の修士号を取得。同大学院博士課程/アラヤインターン生を経て、2022年に研究員・商品開発スタッフとしてアラヤに正式入社。主な研究テーマは1.非侵襲的神経記録と機械学習を用いたBCIなどのニューロテック製品の開発、2.差分神経モデルを用いた人間の知能・意識の源泉の探索。

小野 克樹
早稲田大学商学部卒業後、2021年3月に同大学アジア太平洋研究科を修了。現在はフリーランスとしてスタートアップ関連企業や大学などから業務を受託するだけでなく、自身の設立した、障害者のための就職斡旋事業「Equal Frontiers」の運営も行う。進行性の原因不明のALSのような神経疾患があり、現在は胃瘻や人工呼吸器などを使い延命をした状態の障害当事者でもある。アラヤでは、BMI開発エンジニア 兼 BMIパイロットとしてすべての人にとってより使いやすいBMIの開発に従事。
主な実績:
・第三回WASEDA DEMO DAY:SUMS×WASEDA EDGE賞および瀧口教授メンター賞受賞
・SUMS PITCH:優秀賞
・ソーシャル・イノベーション・チャレンジ日本大会2021(国連開発計画等主催):ファイナリスト
・Youth Co:Lab Summit 2022(国連開発計画等主催):日本代表
・総務省認定の異能β
など

佐藤 元重
シニアリサーチャー
東京大学大学院博士課程在学中にインターンを経て、2023年に博士(薬科学)を取得後、アラヤへ入社。深層学習を用いた脳情報解読とブレインマシンインターフェース(BMI)研究に取り組んでいる。BMIにより人の自由度の向上と能力拡張を目指している。
Google Scholar
HP:https://motoshigesato.encoder.jp/

留岡 健一
リサーチャー
東京大学大学院総合文化研究科修士課程在学中。意識が脳内でどのように生成されるのかという疑問に魅せられ、神経科学/神経工学の世界に入る。現在はブレイン・マシン・インターフェース(BMI)の研究開発に従事し、最先端技術を用いた人間の困難の解決と新たな可能性の創造を夢見ている。